第71回紅白歌合戦に見るこれからのエンタメ
こんにちは。とものりと申します。
今回は、元マスコミ企業に勤めていた僕が、2020年末の『第71回NHK紅白歌合戦』を振り返り、これからのエンタメについて考えてみたいと思います。
とはいえ、在職期間は約2年なので、あくまでいち視聴者としての見解が中心です笑
第71回NHK紅白歌合戦の成功
2020年の紅白歌合戦の平均世帯視聴率は40.3%と、2年ぶりに40%台を超えたそうです。裏でも人気番組が放送されておりますが、やはり紅白強しといったところでしょうか。民放各社は毎年番組のスポンサー集めに奮闘していることでしょう。
かくいう僕も紅白マニアです。
我が家では毎年年末は紅白でした。今年はステイホームのおかげで、久々に一家揃って観ておりましたが、評判は上々でした。過剰な演出もなく、スムーズな進行、歌に集中できる内容だったと振り返ります。
今年ブレイクした若手はもちろん、玉置浩二、鈴木雅之、氷川きよしといったベテランのパフォーマンスが特に圧巻でした。
日本中の視聴者に歌でエールを送るという意味で、大成功だったと思います。
これからのエンタメ
音楽に限らずですが、ネットの発達やサブスクの台頭により接触できるコンテンツは非常に増えています。加えて、コロナの影響により、ライブではなくオンラインでのエンタメ需要は急激に増加しました。
今後のエンタメ業界を考えると下記の2つの流れが考えられます。
- アートの分野での参入は増えるが、カルチャーのサイクル・使い捨て的な消費の仕方はますます激化する。
- アーティスト活動の継続により一層戦略と戦術が求められ、同時に消費者の目が肥え、クリエイティブの質が高くなる。
今回の紅白では、演出や進行ももちろんですが、各アーティストが自粛期間に制作や練習などじっくり時間をかけて向き合い、生み出した音楽を待っている人に届けたいという想いの現れが、私たちの印象に残った最大の要因だと考えます。
もう一度生で観る・聴くための自粛
ライブに行くのが趣味の僕にとっても今の状況は非常に辛いです。
しかし、それを悲観するばかりでなく、アーティストとその制作に関わる全ての人が練りに練ったクリエイティブを、感染を防ぐ方法で楽しんで今を耐えましょう。
もう一度大好きなアーティストの生の演奏を観るための自粛と感染予防です。
それが今ファンとしてできる一番の行動ではないでしょうか。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
【筆者のSNS】
twitter
https://twitter.com/0809_tomonori
instagram
https://www.instagram.com/tomonori_0809/